2017年6月5日月曜日

ボラティリティが低い安定した配当貴族銘柄TOP15

Sure Dividendのサイトで興味深い記事を見つけたので内容をメモ
原文のタイトルは “Top 15 Low-Volatility Dividend Aristocrats”

過去10年間の株価のボラティリティ(変動率)を計算して、ランキング形式で紹介している。
これらの銘柄をポートフォリオに組み込むことで、ポートフォリオ全体の安定性を高めることができるかもしれない。

  1. Johnson & Johnson (JNJ)
  2. Consolidated Edison (ED)
  3. PepsiCo., Inc. (PEP)
  4. Kimberly-Clark Corporation (KMB)
  5. Clorox Co. (CLX)
  6. Procter & Gamble (PG)
  7. The Coca-Cola Company (KO)
  8. McCormick & Co. (MKC)
  9. McDonald’s Corporation (MCD)
  10. Colgate-Palmolive (CL)
  11. Wal-Mart (WMT)
  12. Becton Dickinson & Co. (BDX)
  13. Hormel Foods (HRL)
  14. C.R. Bard (BCR)
  15. Abbott Laboratories (ABT)
ランキングを眺めていると、生活必需品セクター(15銘柄中8銘柄)とヘルスケアセクター(15銘柄中4銘柄)が支配的であることがわかる。

2017年6月4日日曜日

配当指向のバンガードETF(VIG, VYM)に採用されているヘルスケア銘柄 (2017/04/30現在)

VIGVYMに採用されているヘルスケアセクターの銘柄を調べてみた。
データソースはVanguardの公式サイト。

2017年4月30日時点のデータに基づいて、採用銘柄とファンドに占める比率を分析した。
今回の分析では、以下のセクターのいずれかに属する銘柄をヘルスケア銘柄として抽出した。
  • Pharmaceuticals
  • Medical Equipment
  • Medical Supplies
  • Drug Retailers

全部で21銘柄が抽出された。分析結果を以下の表に示す。

TickerHolding nameSector% of fund(VIG)% of fund(VYM)
ABBV ABBVIE INCPharmaceuticals1.135
ABC AMERISOURCEBERGEDrug Retailers0.504
ABT ABBOTT LABSPharmaceuticals2.133
ATRI ATRION CORPMedical Equipment0.027
BCR CR BARD INCMedical Supplies0.626
BDX BECTON DICKINSONMedical Supplies1.125
BMY BRISTOL-MYER SQBPharmaceuticals0.994
CAH CARDINAL HEALTHDrug Retailers0.648
CVS CVS HEALTH CORPDrug Retailers2.392
INVA INNOVIVA INCPharmaceuticals0.011
JNJ JOHNSON&JOHNSONPharmaceuticals3.9753.616
LLY ELI LILLY & COPharmaceuticals0.859
MDT MEDTRONIC PLCMedical Equipment3.227
MRK MERCK & COPharmaceuticals1.841
OMI OWENS & MINORMedical Supplies0.00.022
PFE PFIZER INCPharmaceuticals2.19
PRGO PERRIGO CO PLCPharmaceuticals0.3
SYK STRYKER CORPMedical Equipment1.438
VIVO MERIDIAN BIOSCIMedical Supplies0.001
WBA WALGREENS BOOTSDrug Retailers2.642
WST WEST PHARMACEUTMedical Supplies0.191

配当貴族銘柄のティッカーと企業名を赤色にしてみた。ヘルスケアセクターでは唯一JNJがVIGとVYMの両ETFに採用されていることがわかった。また、この表からJNJの組み入れ比率が、ヘルスケア銘柄の中でもトップクラスであることが確認できた。さすがJNJ。

配当指向のバンガードETF(VIG, VYM)に採用されている生活必需品銘柄 (2017/04/30現在)

VIGVYMに採用されている生活必需品セクターの銘柄を調べてみた。
データソースはVanguardの公式サイト。

2017年4月30日時点のデータに基づいて、採用銘柄とファンドに占める比率を分析した。
今回の分析では、以下のセクターのいずれかに属する銘柄を生活必需品銘柄として抽出した。
  • Nondurable Household Products
  • Personal Products
  • Food Products
  • Food Retailers & Wholesalers
  • Soft Drinks

全部で30銘柄が抽出された。分析結果を以下の表に示す。

TickerHolding nameSector% of fund(VIG)% of fund(VYM)
ADM ARCHER-DANIELSFood Products0.7390.28
BG BUNGE LTDFood Products0.3120.117
BGS B&G FOODS INCFood Products0.03
CAG CONAGRA BRANDS IFood Products0.179
CASY CASEY'S GENERALFood Retailers & Wholesalers0.124
CCE COCA-COLA EUROPESoft Drinks0.095
CHD CHURCH & DWIGHTNondurable Household Products0.357
CL COLGATE-PALMOLIVPersonal Products1.799
CLX CLOROX CONondurable Household Products0.4850.183
COTY COTY INC-CL APersonal Products0.092
CZZ COSAN LTD - AFood Products0.01
FLO FLOWERS FOODSFood Products0.036
GIS GENERAL MILLS INFood Products0.356
HRL HORMEL FOODS CRPFood Products0.525
JJSF J & J SNACK FOODFood Products0.071
K KELLOGG COFood Products0.7050.18
KHC KRAFT HEINZ CO/TFood Products0.571
KMB KIMBERLY-CLARKPersonal Products0.491
KO COCA-COLA CO/THESoft Drinks1.895
KR KROGER COFood Retailers & Wholesalers0.787
LANC LANCASTER COLONYFood Products0.098
MKC MCCORMICK-N/VFood Products0.321
NUS NU SKIN ENTERP-APersonal Products0.029
PEP PEPSICO INCSoft Drinks4.0381.732
PF PINNACLE FOODS IFood Products0.07
PG PROCTER & GAMBLENondurable Household Products2.385
SJM JM SMUCKER COFood Products0.417
SYY SYSCO CORPFood Retailers & Wholesalers0.8080.281
TR TOOTSIE ROLL INDFood Products0.04
WMK WEIS MARKETS INCFood Retailers & Wholesalers0.008

配当貴族銘柄のティッカーと企業名を赤色にしてみた。こうして見ると、30銘柄の1/3に相当する10銘柄が配当貴族銘柄だということがわかる。
また、ADM, BG, CLX, K, PEP, SYYの6銘柄については、VIGとVYMの両ETFに採用されていることがわかった。これらの銘柄をポートフォリオに組み入れてみるのもよいかもしれない。

ヘルスケアセクターの配当貴族銘柄 (2017現在)

2017年現在、S&P 500配当貴族指数に採用されているヘルスケアセクターの銘柄を調べてみた。
具体的には、個別銘柄の分析が充実している以下の2つのサイトを調査した。

Sure Dividend
Simply Safe Dividends
ヘルスケアセクターに関しては両サイトで同じ銘柄が取り上げられていることがわかった。

生活必需品セクターの配当貴族銘柄 (2017現在)

2017年現在、S&P 500配当貴族指数に採用されている生活必需品セクターの銘柄を調べてみた。
具体的には、個別銘柄の分析が充実している以下の2つのサイトを調査した。

Sure Dividend

Simply Safe Dividends
両者を比較するとWal-Mart (WMT) とWalgreens Boots Alliance (WBA) の扱いが異なっている点が興味深い。 Sure Dividendのサイトではこれらの銘柄を生活必需品としてカテゴライズしているのに対して、Simply Safe Dividendsのサイトでは同じ銘柄を一般消費財として位置付けている。

2017年6月3日土曜日

セクター戦略

「株式投資の未来」の第5部で、シーゲル教授はポートフォリオ戦略について述べている。この中で「セクター戦略」の例として以下の5つを挙げている。
  • 石油
  • ヘルスケア、生活必需品
  • 「低PER」戦略
  • 「生き残り上位」戦略
  • バークシャー・ハザウェイ
特に2番目の「ヘルスケア、生活必需品」に関して、特記するべき事実が書かれている。

過去半世紀、主要10セクターでとくに高い運用成績を示したのは、ヘルスケアと生活必需品の2セクターだった。年間リターンでみると、ヘルスケアが13.76%、生活必需品が13.36%に達し、いずれもS&P500種平均を2%以上上回っている。
過去の実績は未来のリターンを保証するものではないが、 このデータをどう見るべきか。
あくまでも結果論として切り捨てるのか、それとも歴史は繰り返すと考えるのか。

Show Me The Money(金をみせろ)

配当は信頼の印となる。 「株式投資の未来」でシーゲル教授は以下のよう述べている。

経営陣が会社は黒字だというとき、株主は、だれはばかることなくこういっていい。「金をみせてくれ!」金をみせてきた会社は、最高のリターンを達成してきた。

シーゲル教授は、D-I-V 指針のDividend(配当)をとても重要視しており、これを株式リターンの最大の源泉として位置付けているようだ。

2017年6月2日金曜日

ジョン・バー・ウィリアムズの配当に関するポエム

シーゲル教授の「株式投資の未来」第9章の冒頭に掲載されている引用が印象的だったのでメモ

雌牛からミルク/雌鶏から卵
株がー株/一株から配当
果樹園から果物/蜂から蜂蜜
株がたくさん/たくさんから配当
オリジナル(原文)も気になってので調べてみた。

A cow for her milk
A hen for her eggs,
And a stock, by heck,
For her dividends.
An orchard for fruit,
Bees for their honey,
And stocks, besides,
For their dividends.

両者を比べてみると"And stocks, besides, For their dividends."の部分の訳し方が面白い。

シーゲル教授の D-I-V 指針

D-I-V指針の“D”はDividend、“I”はInternational、”V”はValuationを表している。
  • Dividend(配当)
  • 持続可能なペースでキャッシュを生み出し、それを配当として還元する銘柄を選択する。
  • International(国際)
  • 将来的には世界経済の中心は米国、欧州、日本から中国、インドへとシフトする。
  • Valuation(バリュエーション)
  • バリュエーションが適正な銘柄の株を買う。IPOや人気銘柄は避ける。

先達の言葉

そこそこの企業を素晴らしい価格で買うより、素晴らしい企業をそこそこの価格で買うことの方がはるかに良い。
ウォーレン・バフェット

おすすめ本