2017年6月3日土曜日

セクター戦略

「株式投資の未来」の第5部で、シーゲル教授はポートフォリオ戦略について述べている。この中で「セクター戦略」の例として以下の5つを挙げている。
  • 石油
  • ヘルスケア、生活必需品
  • 「低PER」戦略
  • 「生き残り上位」戦略
  • バークシャー・ハザウェイ
特に2番目の「ヘルスケア、生活必需品」に関して、特記するべき事実が書かれている。

過去半世紀、主要10セクターでとくに高い運用成績を示したのは、ヘルスケアと生活必需品の2セクターだった。年間リターンでみると、ヘルスケアが13.76%、生活必需品が13.36%に達し、いずれもS&P500種平均を2%以上上回っている。
過去の実績は未来のリターンを保証するものではないが、 このデータをどう見るべきか。
あくまでも結果論として切り捨てるのか、それとも歴史は繰り返すと考えるのか。

先達の言葉

そこそこの企業を素晴らしい価格で買うより、素晴らしい企業をそこそこの価格で買うことの方がはるかに良い。
ウォーレン・バフェット

おすすめ本