2018年7月9日月曜日

ダウ平均採用銘柄のセクター別分類

長期投資で成功するためには、質の高い企業の株を妥当な価格で買い増ししていく必要がある。このためには、一過性のブームやバブルに惑わされることなく以下の2つのタスクを淡々と継続的に続けることが求められる。
  1. 質の高い企業の選別
  2. 株価の妥当性についての判断
しかしながら、投資には不確実性がつきものなので、企業の選別について絶対的な正解はない。そのため、ウォーレン・バフェットのような一部の天才投資家は例外として、我々一般人は最低限のリスクヘッジを行うことになる。具体的には、セクター分散を意識したポートフォリオを構築する必要がある。
ポートフォリオ構築を考える上で参考になる情報として、ダウ工業株30種とよばれる指数がある。ダウ工業株30種平均指数は、米国を代表する優良30銘柄を選出し株価の単純平均を指数化したもの。最近ではゼネラル・エレクトリック(GE)が構成銘柄から除外され、代わりにドラッグストアチェーン大手のウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)が採用されたことが話題になった。
ダウ工業株30種の各銘柄のティッカーコードをセクターごとにグループ化し、景気と金利の2軸マトリックスにマッピングした図を以下に示す。この図は、景気循環の各局面ごとに人気が出やすい(市場平均をアウトパフォームしやすい)セクターと各セクターに属する具体的な銘柄を示している。特定の景気&金利環境で人気が出やすいセクターは、その他のセクターと比べて相対的に割高になりやすいので要注意。



このブログは情報提供のみを目的としています。投資はあくまで自己判断・自己責任でお願いします。

先達の言葉

そこそこの企業を素晴らしい価格で買うより、素晴らしい企業をそこそこの価格で買うことの方がはるかに良い。
ウォーレン・バフェット

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