企業が稼ぎ出したキャッシュのうち、どの程度の割合を配当として還元しているかを知ることは、配当の持続可能性を考える上で重要となる。
このために役に立つ指標として「キャッシュフロー配当性向」と呼ばれる指標がある。
計算式自体は非常に単純で、必要なデータがそろっていれば簡単に計算できる。
キャッシュフロー配当性向の計算式
- キャッシュフロー配当性向=1株当たり配当金 / 1株当たりキャッシュフロー
「1株当たりキャッシュフロー」のデータソースはモーニングスター(フリーキャッシュフローのデータを使用)
2007年から2016年までの期間について以下の3つを分析する。
- フリーキャッシュフロー配当性向
- フリーキャッシュフロー配当性向の対前年差
- フリーキャッシュフロー配当性向の平均値